開業当時の趣ある駅舎が残る小湊鐵道月崎駅。ドラマのロケ地や、チバニアンの最寄り駅でもあり、近年利用者が増加していることから、前回の上総大久保駅に続く公衆トイレのアート整備計画の依頼が市原市からありました。
森ラジオ広場に面する駅前の敷地の一角には桜の若木があり、この木を抱くように建物配置と動線を考えました。建物を広場への入口に見立てて通り抜け可能な門型構成にする事で、駅と広場の両方から利用できる計画です。
周囲の小屋群に倣った切妻屋根は、桜の木の生長範囲のみを円形に切り欠くという単純な操作を加えるにより、むくりや反りの表情が生まれ、リズミカルな印象になりました。
百年後芸術祭-内房総アートフェス- 参加作品